金谷 本店 @伊賀上野
芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。番外編です。
池波正太郎が『食卓の情景』で絶賛し、
それを読んだ丸谷才一氏が、このために伊賀を訪れ、
『食通知つたかぶり』で紹介している名店です。
創業は明治38年。暖簾には「元祖伊賀肉 すき焼」とあります。
二階へ。建物も昔ながらの風情。
「二五四番」とありますが、電話ボックスでしょうか?
こじんまりとした個室のお座敷でした。
昼遅く、滑り込みでの入店でしたので、すき焼きのみ提供可能とのこと。
バター焼きも名物なのですが、またの機会に。
伊賀産の野菜。
そして元祖伊賀肉(伊賀牛)。
すばらしいビジュアルです。
卵を溶いて待ちます。
はじめは仲居さんが調理してくださるので、
見ているだけで良いので、安心です。
まずは肉を一枚ずつ。砂糖と醤油で焼く関西風。
個人的にはすき焼きもうなぎも桜餅も関西風が好みです。
肉に続いて、野菜。
さらに肉。
砂糖が追加され、
完成へと向かいます。
私は夢を見ていたのでしょうか?
金谷のすき焼きです。
火が通りました。
ここからは銘々好きに食べていきます。
やはり伊賀牛は最高です。
伊賀米。こちらも最高でした。お櫃で出されるので、何杯でもいけます。
金谷本店、噂に違わぬ美味しい伊賀肉をいただくことができました。
伊賀にお越しの際は、ぜひ。
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