【掲載情報】『俳句界』6月号『俳句界』(文學の森)6月号、特集「鳥と動物の物語」の「鳥を詠んだ俳句セレクション11」に、11句抄と鑑賞を寄稿しました。ぜひ、ご一読ください。2025.05.26 19:00
HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO @東急プラザ渋谷渋谷の東急プラザで開催されているHOKUSAI:ANOTHER STORYへ行ってきました。2025.05.25 21:00
「古志」深川句会(5月)を終えて 2引き続き、5月14日(水)の「古志」深川句会より。特選句からいくつか。夏川のますらをぶりも郡上かな 篠原隆子水都・郡上八幡には三つの大きな川が流れ込んでいます。なかでも吉田川は清流でありながら、一方では、いわゆる暴れ川の顔ももっています。そんな川を益荒男(ますらを)と褒め称えている一句。夏になり、いよいよ力強さを増しているのです。2025.05.24 21:00
「古志」深川句会(5月)を終えて 15月14日(水)は「古志」深川句会でした。特選句からいくつか。猿田彦伊賀へ伊賀へと走り梅雨 大場梅子伊賀の案内人のように猿田彦が描かれています。猿田彦といえば、天孫降臨の際に道案内をしたことから、「導きの神」という性質を持っています。このブログの「笈の小文を巡る 伊賀上野」への挨拶句とのこと。ありがたく光栄なことです。中七の畳み掛けは速度感を生み、下五の「走り」は猿田彦一行と梅雨前線の両方にかかっています。伊賀へ向かう道すがらの渺渺とした山野をイメージさせ、挨拶句の枠を越えて、格のある一句になっていると思います。2025.05.23 21:00