ほおずき市 @浅草寺

「古志」深川句会の終了後、浅草へ。

望遠レンズは持参したものの、カメラ本体を忘れるという失態。

そのため写真はスマホカメラになります。

まずは亀十へ。しばし並びます。

名物のどら焼きなどを購入。

暮れ時の浅草寺へ向かいます。

7月10日は「四万六千日」。

その名のとおり、この日に参拝すれば、


46000日分の功徳があるとされています。

浅草寺では四万六千日の縁日にあわせて、ほおずき市が開催されます。

ほおずき売りの少女。

夫婦らし酸漿市の戻りらし   高浜虚子

四万六千日の暑さとはなりにけり   久保田万太郎

鬼灯市の青き匂いに疲れたり   原コウ子

鬼灯市夕風のたつところかな   岸田稚魚

夏の季語になっています。

風鈴付きのもので3000円+αほど。

この日は風がありましたので、

風鈴が鳴り通しで、

とても風情がありました。

鬼灯の匂いが風に乗って漂ってくるのですが、

個人的にはドライトマトの香りに近いように感じられました。

多くのお店が大分県の豊後高田産のほおずきを使っていました。

ほおずき市に来るのは、20年ぶりくらいでしたが、

外国人観光客の割合が多くなったくらいで、

そのほかは変わらない感じでした。

もっとも7月5日の予言のためか、

いつもよりもアジア系の外国人の方が少なかった印象です。

暑い日が続いておりますが、くれぐれもご自愛ください。

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