『笈の小文』を巡る 鳴海 14 笠覆寺(笠寺観音)千鳥塚・暁台塚

芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。

笠覆寺(笠寺観音)の続きです。

こちらが笠寺観音の千鳥塚。


星崎の闇を見よとや啼く千鳥   芭蕉


千鳥塚といえば、

千句塚公園にもありました。こちらには句が刻まれてない、いわゆる翁塚です。

こちらの千鳥塚は句碑になっており、


享保十四年(1729年)冬、


各務支考の弟子、丹羽以之によって建立。


最古の芭蕉句碑といわれています。

側面や裏面も文字が刻まれていますが、よく見えません。

こちらは西門のそば。

暁台塚があります。


天明期に活躍した俳人加藤暁台の句碑です。

碑面は風化して薄れてしまい、まったく文字が読めません。

さむ空やただ暁の峰の松   暁台


この塚は暁台の弟子、井上士朗が享和3年(1803年)春に建てたもの。


春雨塚、千鳥塚、暁台塚と尾張俳壇の歴史の厚みを感じさせてくれます。

つづきはまた明日。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

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