聖福寺 @博多・御供所町

おはようございます。

福岡の続きです。


博多には「観光名所がない」とよく言われますが、


「博多旧市街」と呼ばれる寺町には趣深い寺社があります。

ちなみに、こうした町家も残っています。

今回は聖福寺を訪れました。

こちらの山門の扁額には「扶桑最初禅窟」と書かれています。


後鳥羽天皇による宸筆です。


「扶桑最初禅窟」は日本で最初の禅寺(禅道場)であることを意味します。

聖福寺は建久6年(1195年)、南宋より帰朝した栄西が建立しました。

ちなみに栄西は茶の種を持ち帰ったことから、茶祖と呼ばれます。

こちらの茶の木は栄西が最初に植えた背振山霊仙寺石上坊跡に自生していたもの。

記念として、ここに移植されました。

観光地化されていないので、とても静かな時間が流れています。

続きはまた明日。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

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