庚申塚(道祖神)

大きく前後してしまいますが、

長野の旅の続きです。

往生寺(善光寺奥の院)を後にし、

歩いて市街地の刈萱山西光寺へ向かいます。

写真の奥に見えるのが市街地です。

途中、庚申塚がありました。

道祖神とあります。

道祖神は集落の境や辻にあって、外界からの災厄を防ぐとされるもの。

これはいつの時代のものかはわかりませんが、


古くとも江戸中期以降のものだと思われます。


長野には数多くの庚申塚が残っており、

市内最古のものが慶安三年(1650)とのこと。

八重桜。

まさに辻でした。

こちらは住宅地のリンゴ畑。

畑に道標が残っています。


「五丁」というのは、往生寺まで五丁(約545メートル)の距離ということです。

りんごの花。

善光寺が見えてきました。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

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