沈黙の碑

おはようございます。

長崎の旅のつづきです。

旧・出津救助院を出て、

「沈黙の碑」へ向かいました。

遠藤周作の名作『沈黙』はここ外海(そとめ)を舞台に描かれていますが、

「沈黙の碑」はそれを記念して建てられたものです。

「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」


この碑文は遠藤周作が碑のために書いたオリジナル。


小説『沈黙』の世界観をあらわしたものになっています。

風光明媚なロケーションに建てられていますが、


遠藤周作自身、この場所を「神様が僕のためにとっておいてくれた場所」と評し、


大変気に入っていたそうです。

眼下には角力灘が広がります。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

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