出津教会堂〜ヴォスロール通り 長崎・外海地区
長崎の旅、
この日は「古志」長崎支部のみなさまが外海を案内してくださいました。
まずはド・ロ神父が建てた出津教会堂へ向かうべく坂を上ります。
ヴォスロール通り。
通りには季節の花々が咲いていました。
出津教会堂を建てるなど外海の発展と布教に生涯をかけて尽力したド・ロ神父。
その故郷であるフランス、ノルマンディー地方のヴォスロール村から取った名前です。
百合の花のなかにコガネムシが入りこんでいました。
アフリカキンセンカでしょうか。
ワトソニア。
ウチワサボテン。
実がついています。赤く熟したものもあります。
悠然と横切る猫。
出津教会堂が見えてきました。手前は甘薯畑です。
1882年にド・ロ神父が自ら設計・建築指導をしてできた教会堂です。
このマリア像はド・ロ神父がフランスから取り寄せたもの。
1891年と1909年に増改築をして現在の姿になりました。
外海地区は昔は船で行き来するしかない陸の孤島でした。
禁教の時代、この地ではキリスト教徒たちが隠れキリシタンとして信仰を守っていました。
明治時代になっても、なかなか生活は豊かになりませんでした。
そうしたなか、ド・ロ神父が司祭として外海に赴任してきたのです。
この地特有の石積み。
教会内は撮影禁止でした。
教会の方の解説がとても興味深かったこともあり、
外観もうっかり撮り忘れてしまいました。
つづきはまた明日。
どうぞ良き一日をお過ごしください。
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