『笈の小文』を巡る 伊賀上野 11 忍町

芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。

むらい萬香園をでて、服部土方の蓑虫庵へ向かう道すがら、

忍町を通り抜けました。

むらい萬香園もそうでしたが、このあたりは江戸時代の建物が多く残っています。

このあたりは江戸時代から忍町と名付けられ、


伊賀者(忍者)が住んだり、詰めたりしていました。

こちらの建物、

いまは忍町自治会が管理しているようなのですが、

瓦に「忍」の文字が。

燦然と輝く「忍」の文字。じつに誇らしげです。

まったく忍んでいない、というツッコミは無しでお願いします。

私たちがイメージする忍者とは、仕事も在り方もいささか違うものだったようです。

こちらは赤井家住宅。忍町に残る武家屋敷です。

時間の都合で入りませんでしたが、邸内を見学できます。

いまもなお残る忍町。


実際に歩いてみると、


芭蕉忍者説もあながち的外れではないと思えてきます。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

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