『笈の小文』を巡る 伊賀上野 10 むらい萬香園 忍者修行

むらい萬香園の続きです。

お茶を買っていたところ、ちょうど忍者修行の先生がお見えになり、


手裏剣を投げていくことになりました。

手前が実戦用。一回り大きいです。しっかりした重みがあります。

手裏剣はわれわれが想像する以上に殺傷能力が高いとのこと。


身体を容易く切り裂き、急所に深く突き刺さるそう。

こちらが手裏剣の修行場。店舗の奥にあります。

手裏剣の握り方を教わります。

そして構え方。

相方さんのチャレンジです。

惜しくも中心は外れましたが、いい感じで投げられました。

先生の教え方が上手なおかげで、初めてでも的にうまく当てることができました。

ちなみに私は真ん中に当てることができ、景品をいただきました。

店舗奥には店主の趣味であるレトロな品々が。

こちらの井戸。なんと江戸時代よりも前からあるものだそうで、

石が中央部分、すこし凹んでいます。


これは水を汲むときに膝があたってすり減ったもので、

江戸時代以前の古さがないとつかない跡だとか。

井戸の上に吊るされた鐘。こちらも古いもの。


乳(イボ状の突起)が古いもの特有の造りなのだそうです。

もともと店にあったものから、店主が蒐集したレトロな品まで、

見ているだけでも楽しい店内でした。

たまたま立ち寄った忍者の末裔の茶舗。

喫茶もできますので、おすすめです。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

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