『笈の小文』を巡る 鳴海 18 細根山 妙音池

芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。

今回は細根山です。

細根山は下里家の別荘地で、小山園と呼ばれていました。

芭蕉や其角らもここを訪れています。

当時は月見のための展望台や祠、お堂なども建てられていたようです。

すでに述べましたが、誓願寺の芭蕉像は、この細根山の


芭蕉お手植えの杉で作られたものです。

山道の椿。

こちらは妙音池。

芭蕉も巡ったであろう池です。

自然豊かで、静かな土地ですので、離俗にはもってこいだったのではないでしょうか。

この地を別荘としたのも頷けます。

とにかく竹が生い茂っています。

竹の肌。

竹林を歩くのは久しぶりです。東洋的な風情がありますね。


七賢人にでもなったかのような気分です。

つづきはまた明日。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

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