「古志」京都句会(12月)を終えて 2
きのうの続きです。
12月7日(土)は「古志」京都句会でした。
第二句座、席題から特選句をいくつか。
麻酔から覚めてこの世の年惜しむ 安藤久美
この句座の互選の最高得点句。
〈麻酔から覚めて〉からの展開がとても劇的です。
無事に手術が終わって、しみじみと一年を惜しんでいる、
ひいては命を惜しんでいる様子がうかがえます。
冬晴れに干せし足袋もてうどん踏む 丹野麻衣子
うどんの麺を打っている様子ですが、
「おいしそう」との声が聞かれました。
題詠ですが、発想がユニークです。
「古志」では全国各地に支部があり、句会を開催しています。
「古志」の会員であれば、どなたでもご参加いただけます。
ご興味のある方は、ぜひ「古志」までお問い合わせください。
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