「古志」京都句会(12月)を終えて

12月7日(土)は「古志」京都句会でした。


京都句会にはコロナ禍が明けて、はじめての出席になりました。

会場は知恩院・和順会館


第一句座、特選句からいくつか。


年の市大き干鱈かつぎ行く   木下洋子


まさに歳末の景。それも京都らしい情景です。


錦市場で詠んだとのこと。


かつぐほど大きな干し鱈。


納句座名前親しき初対面   辻奈央子


背景としてコロナ禍で対面句会が難しかったことがあります。


誌面などで名前はよく知っているけれども、


実際にはお会いしたことがない、


そんな方々と句会でお会いできた喜びが一句にあふれています。


久しぶりに全国各地の会員の方々も参加される京都句会となりました。


そんな句座への挨拶句です。


押しピンの穴また増えて古暦   土佐欣也


まさに〈名前親しき〉土佐さん。京都の方です。


入会から日はまだ浅いですが、


その腕前は確かです。


つづきはまた明日。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

古志 | 俳句結社「古志」のホームページ

大谷弘至主宰による第五十八回YouTube句会を開催します。古志会員であれば、どなたでもご参加いただけます。チャンネルはこちらです。https://www.youtube.com/c/古志オンライン第五十八回配信:12月28日(土)14:00〜16:00参加ご希望の方は12月26日(木)までに下記アドレスまでお申し込みください。(氏名を明記してください)koshionline@yahoo.co.jp※人数制限は設けませんが、参加申込多数の場合は先着順となる場合があります。・特集は「雪」です。萬燈ゆきさんによる名句鑑賞、同人による「月」の一句をお寄せ頂きました。・長谷川前主宰連載「二度目の俳句入門」第一章「俳句の基本は追悼句」は先月号で終了しました。第二章「発想に始まり推敲に終わる」からは「俳壇」(本阿弥書店)新年号から掲載されます。古志では「長谷川櫂をよむ」が始まります。・きだりえこさん、木下洋子さんに、河本豊さん追悼文をお寄せ頂きました。大谷主宰ご出席のもと、対面句会を開催します。古志会員であれば、どなたでもご参加いただけます。日時=12月11日 (水)13時30分〜17時会場=森下文化センター(第2研修室)半蔵門線・大江戸線「清澄白河駅」徒歩8分・都営新宿線「森下駅」徒歩8分参加費=2000円第1句座:5句(当季雑詠) 第2句座:3句(席題)※事前のお申し込みは必要ありません。※当日は風邪の症状があるなど、体調がすぐれない場合は、ご参加をお控えください。手指の洗浄、アルコール消毒にご協力ください。マスクの着用は任意です。※「古志」以外の方で体験参加をご希望の方は「古志」公式HPよりお問い合わせください。※ご不明な点は、幹事の篠原隆子さんまでお問い合わせください。大谷主宰出席の句会 ・7日(土)京都句会・11日(水)深川句会・13日(金)名残句会(芭蕉記念館)・28日(土)YouTube句会※「名残句会」は芭蕉記念館主催の入門講座から誕生した俳句初心者向けの句会です。現在、新規の参加者を募集しています。俳句初心者の方、句会の経験が乏しい方を対象にしています。参加希望の方は koshionline@yahoo.co.jp  までお申し込みください。※「YouTube席題句会」、「YouTube鍛練句会」は定例の「YouTube句会」配信のなかで申込みの案内・受付をし

www.koshisha.com

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰

0コメント

  • 1000 / 1000