「古志」京都句会(12月)を終えて
12月7日(土)は「古志」京都句会でした。
京都句会にはコロナ禍が明けて、はじめての出席になりました。
会場は知恩院・和順会館。
第一句座、特選句からいくつか。
年の市大き干鱈かつぎ行く 木下洋子
まさに歳末の景。それも京都らしい情景です。
錦市場で詠んだとのこと。
かつぐほど大きな干し鱈。
納句座名前親しき初対面 辻奈央子
背景としてコロナ禍で対面句会が難しかったことがあります。
誌面などで名前はよく知っているけれども、
実際にはお会いしたことがない、
そんな方々と句会でお会いできた喜びが一句にあふれています。
久しぶりに全国各地の会員の方々も参加される京都句会となりました。
そんな句座への挨拶句です。
押しピンの穴また増えて古暦 土佐欣也
まさに〈名前親しき〉土佐さん。京都の方です。
入会から日はまだ浅いですが、
その腕前は確かです。
つづきはまた明日。
どうぞ良き一日をお過ごしください。
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