根本寺 鹿嶋市 2【鹿島紀行】

松尾芭蕉の「鹿島紀行」をめぐる旅。

引き続き、瑞甕山根本寺です。

根本寺にはもう一つ芭蕉の句碑があります。

寺に寝てまこと顔なる月見哉   芭蕉


こちらも「鹿島紀行」の一句。

寺で泊まっていることもあり、


まるで僧侶のようにまじめに、ものがわかったかのような顔で月見をしている、


と自らを笑っているのでしょうか。

境内には季節の花が咲いていました。

女郎花(をみなへし)。秋の七草の一つですね。

よく見ると、蟷螂(かまきり)が紛れていました。

花の中をゆっくり歩いていました。

大きな蟷螂でしたが、保護色になっているのか、

ぱっと見ただけでは気づきませんでした。

こちらは百日紅(さるすべり)。

その名のとおり、花期が長いですね。

睡蓮。花はありませんでした。

ヤナギハナガサ。南アフリカ原産のいわゆる帰化植物。

夏の花ですが、まだ季語にはなっていません。

つづきはまた明日。どうぞよき一日をお過ごしください。

0コメント

  • 1000 / 1000