「古志」深川句会(6月)を終えて

6月12日(水)は「古志」深川句会でした。


毎月第2水曜日に江東区森下文化センターで開催しています。


「古志」の会員であれば、どなたでもご参加いただけます。

第一句座・雑詠、特選句からいくつか。


井月さんけふもどこかで冷し酒   大場梅子


漂泊の俳人、井上井月


まるで井月がいまも生きていて、


どこかで酒をご馳走になっているかのような詠み方をしてあり、


それゆえに井月の魂をありありと感じさせる、はるかなる一句となっています。


亀の子の泳ぐ手のパー足のパー   仲田寛子


童心に満ちた一句ですが、やはりしっかり目が効いています。


亀の子の小さな手足にフォーカスし、その動きを端的に捉えています。


古井戸に飼はれはれの日洗ひ鯉   上俊一


この鯉はそれなりの日数、井戸で飼われていたわけですから、


多少は情もうつるのではないかと思うのですが、


しっかり洗鯉にされてしまったのです。


人間の業と命のあわれが飄々と描かれています。


「古志」深川句会は毎月第2水曜日に開催しています。


次回は7月10日(水)13:30〜


会場は江東区森下文化センターです。


「古志」の会員の方はどなたでもご参加いただけます。


会員以外の方は体験参加が可能です。


初心者の方も歓迎いたします。


詳細は「古志」公式サイトを御覧ください。

古志 | 俳句結社「古志」のホームページ

大谷主宰出席の句会 ・5日(金)福岡句会(北九州)・6日(土)北九州連句ワークショップ(NPO法人「巣羽」主催)・10日(水)深川句会・12日(金)名残句会(芭蕉記念館)・27日(土)YouTube句会※「YouTube席題句会」、「YouTube鍛練句会」は定例の「YouTube句会」配信のなかで申込みの案内・受付をしています。参加希望の方は、まずは定例の「YouTube句会」にご参加ください。 ※大谷弘至official siteブログにて最新情報を随時更新しています。評釈やエッセイなども掲載されていますので、ぜひご覧ください。 http://otanihiroshi.amebaownd.com長谷川前主宰出席の句会・6日(土)きごさい+、雨宮弥太郎さん・7日(日)広島ズーム句会・13日(土)朝日カルチャーズーム講座「『おくのほそ道』をよむ」・13日(土)古志ズーム講座「俳句でよむ『おくのほそ道』」・14日(日)鎌倉ズーム句会・17日(水)祇園祭句会・21日(日)金沢ズーム句会・27日(土)朝日カルチャーズーム講座「一億人の俳句入門」・28日(日)仙台ズーム句会※新型コロナウイルス感染症の流行状況によりスケジュールは変更となる場合があります。大谷弘至主宰による第五十二回YouTube句会を開催します。古志会員であれば、どなたでもご参加いただけます。チャンネルはこちらです。https://www.youtube.com/c/古志オンライン第五十二回配信:6月22日(土)14:00〜16:00参加ご希望の方は6月20日(木)までに下記アドレスまでお申し込みください。(氏名を明記してください)koshionline@yahoo.co.jp※人数制限は設けませんが、参加申込多数の場合は先着順となる場合があります。大谷主宰ご出席のもと、東京句会を開催します。対面による句会です。当面は第五週の土日など不定期の開催になります。日時=6月29日(土)13時30分〜17時会場=江東区文化センター 第三研修室 東西線「東陽町駅」徒歩5分参加費=2000円第1句座:5句(当季雑詠) 第2句座:3句(席題)事前のお申し込みは必要ありません。当日は風邪の症状があるなど、体調がすぐれない場合はご参加をお控えください。手指の洗浄、アルコール消毒にご協力ください。マスクの着用は任意です。ご不明

www.koshisha.com

0コメント

  • 1000 / 1000