日本橋七福神めぐり 3 水天宮

季語にもなっている七福神めぐり

先日、日本橋七福神をめぐってきました。

3社目は水天宮です。

水天宮前交差点。社殿がそびえています。


このあたりは私にとってホームグラウンドです。

ただ、参拝は数年ぶりです。

道すがら御神燈が建ててあることに気づきました。


参拝する気持ちで訪れると、ふだん見過ごしているものに気づくことができますね。

高級料亭のような佇まい。

こちらが入口。

とてもモダンな造りなので、高級ホテルのエントランスと間違いそうです。

この日はたまたま一粒万倍日でした。

稲穂。

境内ですが、それほど広くありません。

社務所もモダンです。

こちらの水天宮も、もともとは久留米藩主・有馬家の屋敷神であったことは有名ですね。


文政元年(1818年)に第九代藩主頼徳が国元・久留米の水天宮から勧請し、


屋敷に祀っていたものです。

ところが、ご利益があることを知った庶民が押し寄せ、


屋敷の外から賽銭を投げ込むようになってしまったことから、


一般にも開放されるようになりました。

子宝いぬ。

戌の日に水天宮で安産祈願をするといいと言われています。

安産子育河童。由来はわかりません。

今回の目的はこちら。本殿の脇に祀られている弁財天。

その昔、藩主・頼徳が加賀藩主・前田斉広と宝生流の舞で勝負をすることになりました。


その際、この弁財天に願をかけて臨んだところ、


みごと頼徳が勝利することができたことから、


「宝生弁財天」と呼ばれるようになり、


芸事のご利益があるとされています。

俳句にもご利益があるかもしれません。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰

0コメント

  • 1000 / 1000