大根辛き夏来る

昨日の記事の続きです。


地元江東区の亀戸をご紹介します。


亀戸天神のすぐそば、亀戸香取神社にも立ち寄りました。

スポーツの神様が祀られていることで知られています。

スポーツだけではありません。

亀戸大根をご存知でしょうか。

JA東京中央会(画像)


小ぶりの大根です。


さまざまに交配を重ねた結果、


亀戸特有の大根が生まれ、


文久年間(1860〜1864)から香取神社周辺で栽培されるようになりました。


いまでは住宅街ですが、


昔はこのあたりも大根畑だったのです。


昭和初期まで栽培されていたそうです。


いまでも亀戸升本という老舗で食べることができます。


いつかこのブログでご紹介できればと思っています。


亀戸に大根辛き夏来る  弘至


旧作です。

この後姿は・・・

恵比寿様と、


大国様。

亀戸の地名の元となった「亀が井」です。


清らかな水が滾々と湧き出ています。


この地が大根の産地だったこともうなずけます。


きっと良い大根が育ったことでしょう。


いかがでしたでしょうか。


亀戸は江戸の下町の雰囲気がただよう町です。


「古志」でもまた亀戸で句会や吟行ができればと思っています。


この記事が吟行や散策のご参考になれば幸いです。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

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