YouTube鍛錬句会(取り合わせ)を終えて

2月11日(木)にYouTube句会としては初めてとなる鍛錬句会をおこないました。(限定配信のため一般視聴はできません)

すべて取り合わせの句による句会ということで、非常にむずかしさを感じる句会になりました。

しかしそのぶん、成長の手応えも感じられる句会だったのではないかと思います。


俳句には一物仕立てと取り合わせの二つの手法がありますが、

古志はおおくの方が一物仕立て中心で作句しています。

取り合わせには、たんに叙述だけでなく、取り合わせる二つの異なるものの距離感、関係性によって、一句に化学反応を起こすことができます。それはときに大きな爆発を生みます。

これは一物仕立てにはない魅力です。


しかし、しっかりと取り合わせを詠むには、それなりの修練が必要です。

今回は、スライドを使って、取り合わせについての解説をしました。

クイズ形式のやり取りも試みましたが、充実したものになったというお声をいただいています。


全体の内容をより洗練させながら、今後も開催していきたいと考えています。

第二回以降の日程は未定ですが、第一回の応募に漏れた方々の順番待ちの状態となっています。

引き続き、YouTube句会の中でご案内させていただく予定です。

取り合わせが苦手だという方こそ、ご参加いただければと思います。

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