秋月の町並みと甘木絞り
週末、いかがお過ごしでしょうか。
秋月のつづきです。
眼鏡橋から秋月城へ向かいます。
秋月は江戸時代の城下町の町割りがそのまま残っています。
こちらは石田家住宅。
県の指定有形文化財に指定されています。
こうした江戸時代の武家屋敷や町家がいまも多く残っており、
重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
いつか「ジューデン」で取り上げられる日が来ることを願っています。
町並みは映画「男はつらいよ」の第28作『寅次郎紙風船』のロケ地にもなっています。
こちらのたばこ店で道を尋ねるシーンが出てきます。
しばらく歩いていくと、
「甘木絞り」の幟が立っていました。
ちょうど体験会が終わったところでしたが、ざっと解説してくださいました。
甘木絞りは江戸時代後期にはじまった藍染めを主体とする絞り染めです。
糸で括って防染することで、線描を主体とした絵画的な文様を特徴とします。
明治〜大正期には日本一の生産量を誇りましたが、
第二次世界大戦後に産業としては途絶えてしまいました。
地元にそんな産業があったとは、全く知りませんでしたので、勉強になりました。
こちらは田代家のイヌマキ。
樹齢400年〜450年とのこと。立派な木です。
かつては秋月城下の外れからも見えたそうで、城下への道標になっていたそうです。
ひさしぶりに秋月の町並みを歩きましたが、新鮮な気持ちで眺めることができました。
続きはまた明日。
どうぞ良き一日をお過ごしください。
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