『笈の小文』を巡る 鳴海 20 有松

芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。ちょっと寄り道です。

細根山の最寄り駅、有松の町並みを歩きました。

有松といえば、有松絞

江戸時代以来の名産品です。広重の『東海道五十三次』にも描かれています。

いまも古い町並みが残っており、

重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

こちらは絞り問屋の服部家。

屋号は井桁屋。

海鼠壁。

蔵。

鬼瓦。

こちらは卯建(うだつ)

「うだつが上がらない」の卯建です。

もともとは火事のさいに類焼を防ぐ防火装置でした。

雛の節句を過ぎた頃でしたので、


町並みのいたる所に雛人形が飾られていました。

ふらここに乗る男雛。

儚げな表情が良いです。

女雛は正座して乗っています。

こちらもお顔が良いです。

どの雛も無邪気な様子で、

ふらここに乗っていました。

白髪の紳士までも。

残り時間が無かったため、ざっと入口を歩いただけで終わってしまいました。

またあらためて訪れてみたい町でした。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

0コメント

  • 1000 / 1000