浅草花やしき

浅草のつづきです。

江戸時代、文人たちで賑わった向島百花園は「花やしき」と呼ばれていました。

それに倣って嘉永6年(1853年)、浅草にも「花やしき」が誕生します。

当時は牡丹や菊細工をメインにした植物園で、こちらも文人たちの憩いの場でした。

向島百花園は江戸の文人趣味の庭として、いまも昔の風情をとどめていますが、

浅草の「花やしき」は、明治以降、動物園になるなどの変遷を経て、

1958年に日本初の遊園地となります。

いずれにせよ、いまもその名が残っていること自体、すごいことですね。

今回は素通りしただけですが、いつか入園してみたいと思います。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

0コメント

  • 1000 / 1000