芭蕉庵跡→其角住居跡 1

1687年(貞享4年)10月11日(旧暦)、


日本橋の其角邸で連句会が催されました。


旅人と我が名よばれん初しぐれ 芭蕉


を発句として、世吉(四十四、よよし)を巻いています。

この会の目的は芭蕉の送別会。


芭蕉は『笈の小文』の旅を目前に控えていました。


其角をはじめ、その周辺の人々があつまり、


芭蕉とのしばしの別れを惜しんだのです。

ちょうど10月11日(新暦)、わたしは芭蕉記念館分館で句会がありましたので、

芭蕉庵から其角邸まで歩き、


芭蕉の行動を追体験してみることにしました。

新暦、旧暦の違いがありますので、季節のズレも生じますが、


当時の芭蕉は44歳、たまたま、わたしも44歳。

筆はともかく、せめて脚だけでもと思い、その跡を追ってみました。


その模様はまた明日。ぜひご覧ください。

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