なまず料理「鈴章」 @鹿島神宮駅
おはようございます。というわけで、
松尾芭蕉の「鹿嶋紀行」をめぐる旅。
まずは腹ごしらえに「なまず料理」で有名な老舗「鈴章」へ。
明治30年に創業、店舗は参道に面しています。
なまずはタンパク質やビタミンA、E、Bが豊富とのこと。
現代では食べる機会がありませんが、
日本人は縄文時代からなまずを食べてきたそうです。
とくに江戸時代では蒲焼や汁物にして盛んに食べられていました。
薬用にもなったとのこと。
なまずの刺し身などもありますが、今回は天ぷらでいただきます。
野菜天も付いています。
大根おろしとカレー塩。
そしてなまずです。
淡白な白身ですが、身質はしっとりとして滋味深い味わい。臭みはなく、むしろ上品。
若干の恐怖心から注文を躊躇ってしまいましたが、
これなら刺し身も美味しいと思います。
野菜も美味しいです。
茨城県鹿嶋近辺を地図をご覧になれば一目瞭然ですが、
川や湖に恵まれていますので、なまず料理が名物として残っているのも肯けます。
つづいてうな重。
ご飯とセパレートしてあるタイプ。
ボリューム感があります。
かぼちゃの煮つけ。甘いのですが、さっぱりしていて、とても美味しいです。
肝吸い。
うなぎは関東風。さっぱりしたバランスのいいタレです。
ふわふわでした。とても美味しかったです。
ひょっとすると芭蕉もこのあたりでなまずを食べたかもしれません。
鹿嶋へお越しの際には、ぜひいかがでしょうか。
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