徳願寺 本行徳 宮本武蔵ゆかりの寺 2

引き続き、行徳の徳願寺です。

あまり知られていませんが、徳願寺は宮本武蔵ゆかりの寺です。

こちら宮本武蔵の供養塔。

そして武蔵の等身大といわれる地蔵菩薩です。

宮本武蔵には諸国を放浪していた時期がありました。


あるとき行徳を訪れ、ここ徳願寺にしばらく逗留したのですが、


その際、このあたりの民を指導して堤防を築き、


あらたに土地を開墾して、行徳を発展させたといわれています。

この地蔵菩薩は1712年(正徳二年)に建立されたもので、


武蔵の遺品が埋葬されているそうです。

武蔵が行徳を訪れた時期については、若い頃とも、晩年の頃ともいわれ、


定かではありませんが、この土地の人々から愛され、感謝されていることは確かなようです。

こちらは本堂。


宮本武蔵が描いた達磨の絵と書が残されており、年に一回公開されています。

ちなみに御本尊は北条政子が運慶に作らせた阿彌陀如来佛です。


ほかに円山応挙筆の幽霊図も所蔵しています。

あらためて公開日に訪れてみたいと思います。

寺務所。徳川家由来の寺とあって、葵の御紋です。

鐘楼。

どの建物も立派な造りをしています。

かりんの実が生っていました。

散策はもちろん、吟行にもおすすめです。

こちらは藤棚です。ずいぶん生い茂っています。

藤の実です。

まだまだ暑い時期でしたが、たしかな秋の気配を感じることができました。

つづきはまた明日。

どうぞよき一日をお過ごしください。

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