「古志」東京句会(6月)を終えて
6月29日(土)は「古志」東京句会でした。
今回はタイから帰国中のイーブン美奈子さんが参加されました。
どつぷりと梅雨の帰国も母国かな イーブン美奈子
マンゴーをたつぷり啜り国境へ
大き蛭煙草で焼いて落とさんと
現在、海外在留邦人の数は約130万人、
そのうち海外移住者の数は約57万人とのことで、
海外で生活される方もめずらしくない時代になりました。
そうした海外で暮らす人々によって、
海外在住ならではの俳句というものが、
日々、新たに切り拓かれていっています。
イーブンさんはその先頭に立っている一人と言えるのではないでしょうか。
また、奈良握さんが初めて参加されました。
新札は箪笥の中へ蝉時雨 奈良握
山蛭やバスはいよいよ廃線に
すでにオンライン句会では常連ですが、対面での句会は初めてとのこと。
とてもフレッシュな句座となりました。
現在、「古志」東京句会は不定期開催です。
おもに第五土曜日に開催しています。
次回8月31日(土)を予定しておりましたが、
都合により休止となります。
次回日程は決まり次第、あらためてご案内いたします。
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