日本橋七福神めぐり 2 茶ノ木神社

季語にもなっている七福神めぐり、続いては茶ノ木神社です。

いまではオフィス街ですが、

江戸時代、このあたりは大老・堀田家の屋敷でした。(敷地面積は何と3000坪)

もともとは茶ノ木神社は堀田家の屋敷に祀られた屋敷神だったのですが、


不思議なことに火事が一切起こらなかったため、


火伏せの神として庶民からも崇められるようになりました。

そこで堀田家は年に一回、初午の日のみ屋敷神を一般開放するようにしたとのこと。


ありがたいことに現在では自由に参拝できます。

主祭神はお稲荷様です。

江戸時代のころは、お社の周囲には茶の木が植えられていたそうで、


それが茶ノ木という名の由来になっています。

現在も茶の木の植え込みがあり、当時の風情をわずかながら感じさせてくれます。

ミツバチ注意の貼り紙。水を吸いに来るのだそうです。

七福神としては布袋尊が祀られています。

オフィスチックな「御朱印受け所」へ向かいます。

竹があしらわれたちょっと不思議な空間。

これも日本橋七福神めぐりのユニークなところです。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰

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