古志11月号 創刊三十周年記念号 第二弾

「古志」11月号、すでに御覧頂いていることかと存じます。


今月の巻頭句、かんたんなようで、なかなか詠めない句です。


矢野さんはもともと力のある作家ですが、


このところ、さらに深みが増している印象です。


また、今月の十句、神戸さんの句は御祖母さまのことを詠まれたとのこと。


戦争を生きた一人の人間の歴史とその思いが深く刻み込まれた一句です。


そして11月号の特集は「古志」創刊三十周年記念の第二弾。


「長谷川櫂特集」です。


「古志」30周年という節目にあたって、


長谷川櫂の現在地を多角的に検証することができたらという思いから、


この特集を企画しました。


長谷川先生には自選30句を頂きました。


わたし自身もそうですが、みなさまにとりましても、


あらためて学びなおす機会になればと思います。


ぜひ御覧ください。


特別エッセイをご寄稿いただいた永田和宏先生、


俳論をご寄稿いただいた高山れおな様、高柳克弘様、村松二本様、平野皓大様には、


心より御礼申し上げます。


そして緊急登板にもかかわらず、


今号をすばらしいものにしてくださった、


藤原智子編集長代理、上俊一校正部長のお二人、


また、いつもご負担をおかけしてしまっている青磁社永田淳様、


「古志」校正部の皆様にも心より御礼申し上げる次第です。


大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰

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