すみだ水族館 ７

おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。

先日の記事に入りきらなかったペンギンたちです。

「ペンギン尊い」とのお声をいただきました。

私もそう思います。

じつに尊いと思います。

すいすい泳ぎます。

涼しそうでいいですね。

フィーディング・タイム。

期待感が全身に満ちあふれています。

餌をめぐる仁義なき戦い。

脚のない鳥がいるらしい。

脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り、

そして生涯でただ一度地面に降りる。

──それが最期の時。

テネシー・ウィリアムズの戯曲『地獄のオルフェウス』の一節ですが、

わたしは映画『欲望の翼』で知りました。

なぜかペンギンをみるたびに、

いつもこの一節が頭をよぎります。

およそ正反対の、飛ぶことのない鳥なのですが。

どうぞよき一日をお過ごしください。