きよめ餅総本家 @熱田神宮

いかがお過ごしでしょうか。

名古屋の旅、

熱田へやってきました。

「古志」熱田神宮吟行の前日のことです。

まずは熱田神宮門前の「きよめ餅総本家」へ。

その名は江戸時代の天明5年(1785年)ごろ、


熱田神宮の西門近くに設けられた「きよめ茶屋」に由来します。

ただし、「きよめ餅総本家」の創業は昭和10年(1935年)。

初代の新谷栄之助が伊勢神宮を訪れた際、


伊勢には参拝土産が多いのに、


熱田神宮には代表的なものがないことに気づきました。

そこで、古の「きよめ茶屋」にちなんで、


「きよめ餅」を考案したといわれています。

店内には「喜与女茶寮」という甘味処が併設されています。

和風の落ち着いた内観。

外観と異なり、内側は新しく、清潔感があります。

相方さんはクリームあんみつ+ミニきよめ餅。

名物のきよめ餅を追加でトッピングすることができます。

私は黒わらび餅。

アイスクリームとミニきよめ餅をトッピング。

波照間島産の黒糖を使用。

きなこと黒蜜をかけると、

このようになりました。

わらび餅はモッチリ、プルプルの食感。

黒蜜とクリームが混ざった味もコクがあり、とても美味しかったです。

ちなみに芭蕉も『野ざらし紀行』で熱田神宮を参詣した際、


しのぶさへ枯て餅かふふやどり哉   芭蕉


と詠んでいます。


当時の荒廃した熱田神宮を近くの茶店で餅を食べながら眺めているという句です。

芭蕉が食べたのは、「きよめ餅」ではないようですが、


芭蕉とおなじような気分を味わえます。

熱田神宮参拝の際は、ぜひおすすめです。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問・非常勤講師