柿衞文庫
伊丹の続き、今回は柿衞文庫です。
たんに実業家・地元の名士としての活動だけでなく、
俳諧に強い関心を持ち、
みずから国文学者・蒐集家となり、
俳諧研究の発展に大きく貢献しました。
聖心女子大学名誉教授、伊丹市長、逸翁美術館の館長も務めています。
そんな岡田利兵衞が蒐集した柿衞文庫のコレクションは、
日本でも有数の俳諧コレクションとして知られています。
芭蕉をはじめ、地元・伊丹出身の上島鬼貫の資料も充実しています。
こちらは柿の木。
台柿という珍しい種類の柿です。
ここを訪れた頼山陽が絶賛したのだそう。
「柿衞」の名の由来となっています。
はるかな思いを抱かせてくれる柿です。
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