眼鏡橋と紫陽花

長崎の旅。

長崎のシンボルの一つ、眼鏡橋へ向かいます。

日本橋、錦帯橋と並び、日本三大名橋の一つだそうです。

川沿いのあじさいが花盛りでした。

美しく整えられています。

黄色い花は金糸梅。夏の季語です。

さまざまな種類のあじさいが咲き競っていました。

こちらはレッドビューティー。

ごきげんよう。

『万葉集』の昔から日本人には馴染みの深いあじさいですが、

もともと日本固有の花でした。

長崎にゆかりの深いシーボルトはあじさいが大好きでした。

そして妻であるお滝さんの愛称「オタクサ」をあじさいの学名にしています。

お滝さんとあじさいへの深い愛情を感じさせます。

眼鏡橋は1634年(寛永11年)、興福寺の二代目住職、

黙子如定によって架橋された石造りの橋。

それまでは木橋だったのですが、

洪水のたびに流されるのをみかねた和尚が石造りの技術で架橋しました。

いまでは観光名所になっていますね。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

0コメント

  • 1000 / 1000