『笈の小文』を巡る 伊賀上野 9 むらい萬香園 伊賀茶と忍者猫

芭蕉の『笈の小文』を巡る旅。すこし寄り道です。

ホテルで飲むお茶が欲しくなり、

たまたま通りがかったむらい萬香園へ。

なんと1909年創業(明治42年)、建物は江戸時代から残っているものだそう。

こちらの箱も代々使われてきたもの。

安政の大地震にも倒れなかった家屋。

屋根の高さが非対称になっている造りが江戸から残る建物の特徴なのだとか。

店内には古い調度品がいろいろありました。いずれも一見の価値あり。

家苞に伊賀茶「芭蕉翁」。

ホテル用に玉露のティーバッグを購入。

こちらは忍者猫の茶々。

マスメディアでも度々紹介されている有名猫とのこと。たしかに可愛らしい。

おしりを叩いてもらうのが好きらしく、おねだりしてきます。

不服そうな耳の表情。

性格はツンデレとのこと。

爪を研ぐ茶々。

店主の村井さんは忍者の末裔とのことで、

先々代は伊賀流忍術の研究者だったのだとか。

というわけで、私達も忍術の一端を学んできました。

つづきはまた後日。


どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

0コメント

  • 1000 / 1000