錦市場「のと与」の雀焼き

いかがお過ごしでしょうか。

引き続き京都です。

錦市場に足を運びました。

400年以上の歴史をもつ「京の台所」。

外国人の方々をはじめ、多くの観光客で賑わっています。

さまざまな食材が売っていますが、

お店によっては、その場で食べることもできます。

燦然と輝く「櫂」の文字。われわれには馴染みのあるお名前。

ちなみにふりかけ屋さんです。

私が錦市場に来たら立ち寄るのが、「のと与」。

創業明治45年。うなぎをはじめ、川魚を扱っています。

雀の串をいただきます。

文字どおり、雀を焼いたもの。

隠れた京名物。伏見稲荷のものが有名ですね。

かじりつきます。

甘辛い味付けに、骨っぽい食感。カルシウムが多く摂れそうです。

活きた諸子(モロコ)も売られています。

比良ばかり雪をのせたり初諸子   飴山實


もともとは琵琶湖の固有種。春の季語です。

こちらは泥鰌。「泥鰌掘る」で冬の季語です。


天照らす光のもとへ泥鰌掘る   大谷弘至

すっぽんも売られていました。

見ているだけでも楽しいお店です。

どうぞ良き一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰

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