武相荘 柿
武相荘のつづきです。
ちょうど柿の実が色づいていました。
禅寺丸柿という品種だそうで、
1214年(建保2年)、川崎市の王禅寺で発見された日本最古の甘柿とのこと。
丸っこくて小ぶりです。
ちなみに鶴川の隣駅は「柿生」(かきお)。
その地名の由来はまさしく王禅寺の柿です。
北原白秋はたびたび柿生を訪れており、
柿生ふる 柿生の里
名のみかは 禅寺丸柿
山柿の赤きを 見れば
まつぶさに 秋は闌けたり 北原白秋
という長歌を詠んで柿生を称えています。
いずれ王禅寺も巡ってみたいです。
空蝉がまだ残っていました。兄弟のように身を寄せ合っています。
こちらは椿の実。
つづきはまた明日。
どうぞよき一日をお過ごしください。
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