鹿島神宮 奥宮・要石

おはようございます。三連休明け、いかがお過ごしでしょうか。

松尾芭蕉の「鹿島紀行」をめぐる旅。

鹿島神宮、奥宮です。

奥宮は杜の奥に鎮座しています。

うねる木々。

どれも結構な樹齢なのでしょうね。

生命を感じます。

杜の中をさらに奥へ進みます。

御祭神の武甕槌大神(タケミカヅチ)の石像。


建御雷神(タケミカヅチ)とも表記される雷神様です。

ナマズを押さえつけています。地震を防いでくださっているのです。

苔むす道をさらに奥へ。

清浄な気が漂います。

そして要石

起源には諸説ありますが、地震を抑えているとされる霊石です。

地上に露出している部分はほんの一部で、

大部分は地下に埋まっているとのこと。

要石のすぐそばに芭蕉句碑が建てられています。

枯れ枝に鴉のとまりけり秋の暮   芭蕉


当地で詠んだ句ではありませんが、なぜこの句が選ばれたかは不明です。

ちなみに1817年(文化14年)、小林一茶もここを訪れ、


大地震にびくともせぬや松の花   一茶


と詠んでいます。残念ながら立札のみで句碑はありません。

つづきはまた明日。

どうぞよき一日をお過ごしください。

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