おのころ五合 @大濠公園

福岡のつづきです。

この日の晩餐はおのころ五合

「おのころ」は国生み神話の「おのころ島」のことのようです。


「五合」と書いて「はんじょう」と読みます。


「半升」と「繁盛」がかけてあるのかもしれません。(確認できず)

われらがアビスパ福岡ののぼりが立っています。

店の奥に生け簀があり、そのリアルタイムの映像が店内のモニターで流れています。

味のある内装でカウンターでも落ち着いて呑めます。お客さんは地元の方ばかり。

ちょうど眼前に岩牡蠣。長崎県壱岐・郷ノ浦産。


好物なのですがアレルギーのため食べられません。無念。

相方さんの生ビール。

私は日本酒。銘柄は失念。

お通しの海老真丈。驚くほど美味しいです。

マジャクの唐揚げ。マジャクはヤドカリの仲間。有明海の生き物です。

烏賊の活き造り。二人前ということで、やや小ぶりの烏賊にしてもらっています。

まだ生きています。

儚いまでに透きとおっています。

活き造りならではの食感と甘みがあり、とても美味しいです。

熟成させた烏賊も美味しいですが、活き造りもまた格別です。

そして刺盛り。

まぐろ。頬肉だったと思います。

たしか鯒(コチ)だったと思います。

石鯛だったと思います。日が経っているせいで、記憶が曖昧で申し訳ございません。

カマスの炙り。

いさき。旬の鮮魚を頂くことができ、満足度がとても高いです。

おきゅうと。

おきゅうとについては以前の記事でご紹介しました。

ナス味噌田楽。

有明海の赤クラゲ。さっぱりさわやかな味わいの三杯酢がとにかく美味しいです。

特大エビフライ。

自家製のタルタルソース。辣韮らしきものが細かく刻まれて入っています。

美味しくないはずがありません。

穴子の握り。

壮観です。

最高の〆となりました。

場所柄、観光客の来るようなお店ではありませんが、だからこそおすすめです。

外はすっかり暮れていました。

どうぞよき一日をお過ごしください。

大谷弘至 official site

俳句「古志」主宰 和光大学俳句部顧問

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