香椎宮 2 楼門

福岡のつづきです。

香椎宮に参拝しました。


香椎宮の創建は724年(元亀元年)創建、今年でちょうど1300年になります。

もともとは神社ではなく、


筑紫で崩御された仲哀天皇と神功皇后の霊廟だったそうです。


ちなみに728年(神亀5年)、大宰帥(大宰府の長官)に任官された


大伴旅人が当社を訪れています。そのさいに詠んだ和歌、


いざ子ども香椎の潟に白栲の袖さへ濡れて朝菜摘みてむ   大伴旅人


が『万葉集』に収められています。古来より和歌に詠まれた歌枕です。

楼門近くの石畳に一箇所、色が明るい石があります。

そこに立ち、楼門と奥の鳥居を眺めます。そうすると、

「門」+「开」となり、「開」の字に。


そのため開運のパワースポットらしく、多くの方が拝まれていました。

力強い狛犬。こちらは阿吽の吽形。

筋肉質で小顔です。

こちらは阿形。開いた口からエネルギーを放出しているらしく、

さきほどの位置に立てば、このエネルギーも受けられるとのこと。

みなさまにも届きますことを。

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