講座「土地、碑、名所の記憶」第三回を終えて
昨日26日は江東区亀戸文化センター主催の講座、
「土地、碑、名所の記憶 〜文学碑に刻まれた文芸空間〜」の第三回でした。
「石田波郷と戦後江東」ということで、
江東区内の句碑をとおして、波郷と江東の深い結びつき、
さらには戦後日本社会の激動の復興期をみていくことをテーマにお話いたしました。
先日ブログでもご紹介した句碑。
北砂緑道公園。
旧葛西橋。
昭和29年の早春の風景。
『江戸川区二十年』(昭和四十四年、江戸川区刊行)に掲載されている写真です。
もともとわたしは石田波郷のファンではありましたが、
あらためて波郷のことを学ぶ良い機会になりました。
一茶と波郷の共通性についても、あらたな発見がありました。
講座ですが、わたしの担当は今回で終了です。
受講してくださった皆様に心より御礼申し上げます。
ふたたび伊藤善隆先生にバトンタッチします。
引き続き、お楽しみください。
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