向島百花園 虫ききの会 6 忌日と誕生日
おはようございます。
向島百花園は日も暮れて、
みなさん、ビールなどを片手に、
虫の音を楽しみながら夕涼みをされていました。
われわれは向島百花園を後にし、
おなじく向島のイタリアンに向かうことにしました。
Tomtomです。
おしゃれですが、家庭的で気取らない雰囲気です。
お箸でいただけます。
付け出し。ハムとポテトサラダ。
そら豆のリコッタチーズ和え。
白ワインに合います。
花ズッキーニのフリット。こちらも季節のものです。
なかにモッツァレラチーズが詰め込まれています。
とても美味しいです。
スズキのカルパッチョ。
牛テール肉の煮込み。
サフランライスのリゾットが添えてありますが、これも美味。
ほろほろです。
別室で誕生日パーティーが開かれていました。
おばあちゃんの誕生日のようです。
ご家族によるバースデーソングの大合唱、
そして「100歳までがんばろう」という声が聞こえてきました。
とても楽しそうです。
今日も誰かの誕生日なんだと思うと、幸せな気分になれます。
ひるがえって俳句の世界では、
今日も「誰かの忌日」と考えてしまいがちです。
実際、忌日の季語は数限りなくありますが、
誕生日の季語は釈迦かキリストの誕生日くらいです。
これからは忌日を季語にするのではなく、誕生日を季語にできないでしょうか?
たとえば一茶なら旧暦5月5日です。
賛同していただける方、ぜひメールを送ってください。
また、人が亡くなると、あわてて追悼句を詠みますが、
生前、その人へ向けて挨拶句を詠んだことがあったでしょうか?
亡くなった人を悼むことも大事ですが、
いま生きているうちに、もっともっと感謝を伝えてもいいのでは、と思ってしまいます。
見ず知らずのおばあちゃんの誕生日会を遠く眺めつつ、
そんなことを感じた夜でした。
しらすのピザ。
とうもろこしと青唐辛子のペペロンチーノ。
とても美味しかったので、
後日、家で再現してみましたが、青唐辛子が無かったので、
かわりに柚子胡椒を足してみたところ、お店の風味に近づきました。
ペペロンチーノの辛味ととうもろこしの甘みをうまく繋いでくれます。
どうぞよき一日をお過ごしください。
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