向島百花園 虫ききの会

おはようございます。


先日、向島百花園の「虫ききの会」に行ってきました。


向島百花園は江戸時代(文化文政)から続く、文人趣味の名園です。


詳しくは長くなるのでWikipediaをご参照ください。


高浜虚子もここでよく吟行をしています。

ふだんは午後5時までの開園なのですが、


この期間は午後9時まで開園しており、


夜の風情を楽しむことができます。

かつて「古志」鍛錬句会でも「虫ききの会」吟行を行いましたので、


なつかしくおもわれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

虫の声を愛でるという、まことに風流な時間です。

午後5時から「放虫式」があり、

わたしどもも参加しました。(1枚は定員から漏れたお子さんにあげました)

説明を受け、おのおの鈴虫を受けとります。

2匹入っています。

園内のどこに放ってもいいのですが、

草木のよく生い茂っている、

このあたりに放つことにしました。

いざ旅立ちです。

二匹目。怖気づいたのか、なかなか離れませんでした。

空っぽに。


温室育ちの鈴虫たちですが、


がんばって生きてほしいです。

売店ではビールの他、甘酒ラムネなども売られています。


ちなみに、わたしはここで甘酒の美味しさを知りました。


甘酒がブームになるずっと前のことです。

明日は園内の草花をご紹介します。

どうぞよき一日をお過ごしください。

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