博多の街 いろいろ3 博多豊国神社など
本日も博多の続きです。
博多区須崎周辺を歩きました。
ここは「追山笠廻り止め」、すなわちゴール地点になります。
路地のすべてが、
山笠一色です。
年季の入った、とても味わいの深い造りの家屋です。
町総代は各町から一人。山笠を中心で支えておられるお宅のようです。
豊国神社。豊臣秀吉を祀っています。
ここはもともと博多の豪商・神屋宗湛の屋敷でした。
神屋宗湛は秀吉が九州を平定する際、資金援助をして支えました。
そのため秀吉から「筑紫の坊主」と呼ばれ寵愛を受けます。
戦火で荒廃した博多の街は、
秀吉の指揮のもと、復興するのですが、
そのさい行われた都市区画整備の痕跡が、
「太閤町割り」として、いまも博多の街に残っています。
碁盤の目になっているこのあたり、
まさに「太閤町割り」の名残なのです。
そして、この町割りに大きく貢献したのが、神屋宗湛でした。
秀吉没後、宗湛はその恩に報いるべく、屋敷内に秀吉の霊魂を祀りました。
それがこの豊国神社のはじまりです。
文禄・慶長の役のさいには、博多は主要な軍事拠点となりました。
そのため宗湛の屋敷であったこの場所には、
秀吉の他にも数々の名だたる武将や茶人たちが頻繁に訪れました。
いまでは静かな一帯ですが、ここも「兵どもが夢のあと」なのです。
博多にはおもしろい背景を持った寺社がたくさんあります。
またの機会にご紹介できればと思っています。
以下、おまけです。
@たつみ寿司総本店
烏賊に梅肉ソース。
かますの炙り。
醤油を付けずに食べるお寿司屋さんが増えていますが、
その元祖といわれるお店です。
イワシ。
車海老ですが、
ゆず風味の泡がのっています。
かんぱち。もろみと青・赤の二種の唐辛子。
めずらしいマグロの腹身など。
博多座のすぐ裏にあります。
来福の際には、ぜひ。
カウンターがおすすめです。
どうぞ良き一日をお過ごしください。
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